検定合格塾でのA子さんとB男さんへのアドバイスのまとめです。
1級以外の受験級では、試験官と1対1の面接になるけど、緊張するのは試験官も一緒だよ。
A子:え~?なんで試験官が緊張するんですか?
まぁ試験官にもよるんだけどね。
受験生一人一人を公平に採点しなければならない、自分の採点次第で不合格にすることになる、他の試験官と同じレベルで採点しなければならない、とか色々考えて試験官にもプレッシャーがかかるものなんだ。
A子:へぇ、そうなんだ。
だから、自分が緊張してきたら「この人(試験官)だって緊張しているんだ」と思えば少しは気が楽になるよ。
ところで、難しいこと聞かれたらどうするか分かっている?
A子:キラーアンサーですよね。昨日私の案を講師の先生にみてもらいました。
B男:僕も。何かどんなこと聞かれても、これを答えちゃおうかと思ってます。
おやおや、それはダメだよ。
試験官も大勢の受験生を面接しているのだから、決めた答えをしようと最初から準備している受験生はわかってしまうもんだよ。
中学生でサッカー一筋のB男さんが、女性の社会進出について聞かれるような絶体絶命の時に使うからこそキラーアンサーなんだ。
何か話せる質問であれば、頑張って話した方が絶対に良いよ。
B男:うーん、残念。
参考:キラーアンサー
あと、一番大事な禁止事項、頭に入っているね?
B男:日本語を口にしないことと、黙り込まない、でしたっけ。
そうだよ。どんなにマズイ!ミスった!と思っても日本語は絶対ダメだよ。
B男:あーっ、僕も緊張してきたかな。
でも、それだけ気を付ければ、実際は合格できるから大丈夫だよ。(1級以外は)
2016年度から採点基準がCSEスコアに変ったけど、難易度は変えてないということだしね。
そなると従来からの合格率から、不合格になるのは禁止事項に触れた人と、何らかの特殊事情があった人だと考えられるね。
あと、全く何も2次試験対策なしで受験した人も難しいだろうね。
面接内容も何も知らずでは「え~」とか「う~」とか言って考えている間に時間が過ぎてしまうだろうしね。
参考:従来の2次試験の合格率は → 2次試験の合格率
だから君たちのように、2次試験の流れを頭に入れて、面接内容に応じた対策練習までしてきている人は、ほぼ間違いなく合格!と自信を持って良いよ。
さぁ、これでアドバイスは終わり。
あとは本番まで覚えた文を呪文のように、繰り返し繰り返し口にして馴染ませよう!
A子:ありがとうございました。
B男:どうもです。なんとなく気分が乗ってきました。